横岳 (よこだけ) 772.2m 宇目                           平成23年8月10日(水曜日) 曇

北緯 32度48分47.8秒  東経 131度33分35.3秒

 大分からR10で犬飼方向に進ます。犬飼からR326を南下します。宇目・小野市を過ぎ、間もなく「ととろ入口」のT字交差点を右折し「日之影、トトロの森」方向に進ます(K6)。大分から約55Kmです。ここを起点とします。
 K6を約8.6Km進み、木浦鉱山に入りト字分岐を「藤河内渓谷」方面に左折します。約9Kmで「エメリー鉱石」の看板があります。ここからは舗装はされていますが、細い林道をくねくね曲がりながら、登って行きます。約12.8Kmで右手に広場があります。ここに駐車しました。

(1) 印に三個の標識があります。左から「←木浦女郎の墓。→木浦千人間府」「文化財。千人間府。→」「女郎の墓←→千人間府」です。 (2) 資料によりますと、「登山口から約15分で山頂」とあります。準備運動をかねて、大切峠まで林道を歩くことにします。
(3) 約1.14Kmで大切峠です。 (4) ここから目指す横岳がよく見えます。クリックで拡大
(5) 大切峠から約950m(全行程約2.09Km、約31分)下り、ヘアピンカーブ手前の、コンクリート壁面の始まりの所から登って行きます。(目印をつけました) (6) すぐに尾根に出ます。目印はありませんが、この尾根を忠実に登って行きます(今回若干目印をつけました)自然林の尾根で気持ちのいい山歩きです。
(7) 約39分で第一ピークです。歩行距離約2.21Km。標高約722m。ここを左折します。  (8) あん部に降ります。登りになると直登です。よじ登る、感じです。
(9) 約48分で山頂です。登山口からは17分ほどです。山頂ではオレンジ山名標識(印)と安武さんの山名標柱(印)のお出迎えです。 (10) 安武さんの山名標柱と三角点です。山頂からの眺めは抜群。のはずでしたが残念ながら曇り空で視界が悪く、何も見えません。
(11) 四等三角点です。772.2mです。
   平成5年に三角点が設置され、セオドライトと光波測距儀よる多角測量(精度0.2m以内)されたものです。それ以前は「標石のない標高点」として図化機により測定され769mと記されています(精度約5m)昭和63年発行の木浦鉱山の地形図には標高769mとあります。以上国土地理院殿に問い合わせました結果です。
(12) 先の第一ピークまで帰ると、尾根伝いに目印があります。これが正規の登山道のようですテープに従い、尾根を下っていきます。
(13) 山頂から約12分でコンクリート壁面の終わりに出ます。ここから林道を駐車場まで下ります。山頂から約20分で着きます。全行程約3.5Kmの山歩きとなりました。テープの目印があります。 (14) 駐車した広場に帰り「千人間府」の意味が分からず案内標識に従い、砂利道を約300m進みます。
(15) 最後は階段を登って行きます。 (16) 「千人間府」の意味が分かりました。それは・・・。クリックで拡大
大切峠まで行っても、約3.5Kmの山歩きです。林道を除けば約620mです。自然林の尾根歩きは楽しめましたが、少し物足りません。砂連塚に向かいました。
(17) 坑道です。ポタポタと水滴が落ちてきます。かなりの水がたまっています。真っ暗です。さすが坑内に入る勇気はありません。