平成26年7月19日(土曜日) 曇一時晴

緩木山ゆるぎさん、1046.0m)越敷岳こしきだけ、1061m)縦走 周回コース  竹田市

緩木山 北緯32度51分06秒  東経131度41分30秒   越敷岳  北緯32度51分11秒  東経 131度18分17秒

 今回は16名の団体登山です。大分市からバスに揺られて、竹田市玉来からR57と別れ、K639、K8と進み、九重野地区新滝部トンネル前を左折し緩木神社前を通過し登山口駐車場着です。本来ならここから歩くのですが、運転手さんのご厚意により、林道をバスが行けるところまで行っていただきました。

     
(1) 地形図 車走行(線)登山ルート(線) 登山ルート(線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。クリックで拡大   (2) 林道途中でバスを降り8時56分元気に出発です。林道は大木にさえぎられてでしょうか、GPSがつながりません。(正確な場所不明) 
     
(3) 9時04分緩木山案内標識(印)に従い左に曲がり登って行きます。    (4) 9時22分頃お馴染みオレンジ山名案内表示板に従い右に曲がって登って行きます。この辺りからGPSがセットで来ました。
     
(5) 右に曲がると、きつい登りです。   (6) 9時41分頃大岩が現れます。下を通るのは少し不気味です。標高約818m。 
     
(7) 9時54分頃元宮(緩木神社奥院)との分岐点です。右に曲がります。標高約852m。   (8) 前項印の標識です。
     
(9) 女官さま?    (10) 10時13分ころ、又もや大岩です。しかも登山道の方に迫り出しています。全員早足になりました。標高約952m。 
     
(11) 10時16分頃尾根に出て、左に曲がり自然林の中を登って行きます。標高約960m。    (12) 案内標識に従い、緩木山へ向かいます。ここまで降りてきますので、リックの仮置きはできます。
     
(13) 広い尾根道を登って行きます。    (14) 10時34分緩木山山頂です。オレンジ山名標識のお出迎えです。山頂は円形にかなり広いです。自然林に覆われて展望は望めませんが気持ちのいい山頂です。 
     
(15) 三等三角点標石と標柱です。1046.0mです。基準点名は高城です。   (16) こんな標石もありました。 
     
(17) 記念撮影と小休憩後10時42分山頂出発です。その後(12)項分岐まで戻り、越敷岳方向に行きます。ここから祖母山分岐までは、小さなアップダウンの尾根道です。   (18) 11時09分頃はるか前方に越敷岳が見えました。陰の声。「エッあそこまで行くの」標高約1041m。クリックで拡大
     
(19) 11時14分頃岩場を登って行きます。標高約1044m。    (20) 11時18分頃、1060mピーク付近(資料では高城ピーク)で昼食を取り、11時46分頃出発です。自然林の尾根歩きは気持ちがいいです。
     
(21) 11時59分頃、視界が開け祖母山が良く見えます。標高約1032m。クリックで拡大   (22) 阿蘇根子岳も遠望できます。クリックで拡大
     
 (23) 再び自然林の中を歩きます。登山道の両端はササです。   (24) 12時26分頃祖母山への分岐点です。右に曲がり尾根を行きます。標高約1136m。
     
(25) ササでよく見えませんが、前項正面に案内標識があります。   (26) 気持ちのいい尾根歩きはハイキング気分です。
     
(27) 視界が開けると素晴らしい景色が待ってます。その@です。   (28) そのAです。クリックで拡大
     
(29) 12時55分頃、尾根道脇に三角点表石、標柱等があります。    (30) 四等三角点です。1106.8mです。長尾(基準点名)です。
     
(31) 快適な尾根道は更に続きます。   (32) 13時02分頃、松の木が登山道を斜めに防ぐ形で伸びています。標高1090m。
     
(33) 13時04分頃、越敷岳が間近に見えます。標高約1090m。    (34) 13時35分頃、右に下ると今朝の登山口に行きますが、先ず直進して越敷岳に向かいます。標高約1000m。
     
(35) 前項印の案内標識です。    (36) 13時45分頃、巨大岩が目前に立ちはだかりました。あまり大きすぎて全体が撮れません。越敷岳山頂はこの上です。基部を巻く道は左巻き(山賊岩屋)でも、右巻き(御神水)でもよく、左巻きで登り右巻きで下りました。
     
(37) 岩肌を登って行きます(印)    (38) 山頂ピークは二峰あり、右側のピークには二体の祠が祀られています。山頂は狭く二、三人ずつ交代で登りました。 
     
(39) 最高の眺望です。その@です。クリックで拡大。    (40) そのAです。
     
(41) そのBです。クリックで拡大   (42) 一旦鞍部に下り、反対側のピークに登ります。 
     
(43) こちらが越敷岳山頂でしょう。多くの山名標識があります。13時52分着です。一対の祠が祀られています。    (44) 三角点はありません。1060mです。
     
(45) ちょうど雲が出てきて遠望はよくありません。    (46) 記念撮影、小休憩後13時56分山頂出発です。知恵の授かる御神水は涸れていました(13時58分頃)。 
     
(47) (34)項の分岐点まで戻り、左に曲がり下って行きます。かなりきつい所もあります。    (48) 14時30分頃、御聖洞です。案内標識には「緩木山高源寺開祖永壽法師御就業の地」とあります。標高約870m。
     
(49) 御聖洞内部です。勿論真っ暗です。   (50) 急斜面のガラ場を下って行きます。雲行が怪しくなり、時々雷が鳴りました。
     
(51) 14時52分頃、仙人枕です。「昔越敷岳に住む仙人が枕にして寝たと伝えられています」とあります。    (52) 仙人枕を過ぎると直ぐに林道と合流です。
     
(53) 左上から降りてきました。印は越敷岳山名案内標識です。14時59分着です。標高約720mです。
 ここが越敷岳の登山口となります。
  (54) 前項正面にある砂防ダムです。
 「 バスが直ぐそこまで迎えに来てくれている」と連絡があり、しばらく林道を下りました。15時03分頃バスに到着です。標高約710mです。今回の登山は、バスがかなり奥まで入っていただいたので、一般登山の歩行距離より短縮されています。資料の歩行距離は8Kmとなっています。最初GPS受信不良と一時操作ミスで正確には分かりませんが、1Km以上短かったと思います。休憩その他を入れた総合時間は約6時間10分でした。事前に配布された行程表では5時間40分。催行リーダーの時間配分はすばらしい。 
 梅雨明け前の蒸し暑い一日で、下山途中には雷も鳴りましたが、登山中は降らずに助かりました。バスで帰路中一時土砂降り(夕立)となりました。
 百山登山では越敷岳へは平成13年11月4日、緩木山へは平成13年11月12日にそれぞれ単独で登っています。当時の資料には縦走コースは簡単に記載されており、旧大分県の山には越敷岳、緩木山は記載されていません。今回初めて縦走、周回コースを歩き素晴らしい尾根歩きを満喫しました。越敷岳へは平成22年3月23日にも登っています
 使用している地形図は昭和61年10月30日発行のもので、西北西方向にある二つ目の1043.2mピークに越敷岳と記載されていますが、群山(基準点名牛首)で三等三角点です。現在の地形図には、越敷岳、群山と記載されています。