祖母山 (そぼさん) 1756.4m 大分・宮崎 県境            平成25年5月20日(月) 晴

北緯 32度49分41秒  東経 131度20分49秒

 大分市よりR10で犬飼に向かいます。犬飼から犬飼千歳道路、R57を経て竹田市に出ます。竹田市からK639、K8と走り高千穂町五カ所から案内板に従い、里道、狭い曲がりくねった林道を走ると、北谷登山口に到着します。大分から約2時間30分かかりました。別府北浜から約113Kmだそうです。(バスの運転手さんに尋ねました)

     
(1) 地形図 車走行(線)登山ルート(線) クリックで拡大。登山ルート(線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。   (2) 北谷登山口です。コースは「風穴コース」と「千間平コース」があり、周回できます。今回は「風穴コース」を登り「千間平コース」を下ります。
     
(3) 色々な説明板が設置されています。   (4) 休憩所とトイレです。駐車場も広く10台程度駐車できそうです。9時前ですがすでに、福岡、長崎、熊本、鹿児島、各ナンバーの乗用車が5台駐車していました。 
     
(5) 「大野川源流の碑」です。   (6) 「風穴コース」案内標識に従い林道を登って行きます。9時27分発です。 
     
(7) 9時30分頃、右手に案内標柱があります。ここから細い道を小川の方に下って行きます。   (8) 9時36分頃、昨日の雨で増水している沢を慎重に渡ります。
     
(9) 要所々々に案内標識が取り付けられています。風穴コース最初の標識と思いますが祖母山頂の下にはマジックで「1,135m」と記されています(印) 標高でしょう。標識中央下には「24」と記されています。(印)最後の標識が「1」でしょう。わたしのGPSでは標高1,137m。歩行距離77mとなっていました。    (10) 沢を渡り自然林の中を登って行きます。
     
(11) 三回ほど沢を渡り、ジグザグに登って行くと、10時15分頃ロープ場に着きます。ロープ場の岩は濡れていて滑りました。一人ずつ慎重に登りました。    (12) 直ぐに第二ロープ場です。左の岩は滝のように流れています。
     
(13) 緑が素晴らしくきれいです。10時22分頃。標高約1309m。距離約750m。    (14) アルミハシゴを登ると・・・。
     
(15) 10時40分頃風穴着です。標高約1397m。距離約1.12Kmです。風穴の中にはハシゴで降りられます。中からは冷気が出ていて、寒いくらいです。   (16) 入口付近に取り付けられている案内標識です。
     
(17) 新緑に癒されます。疲れも吹っ飛びます。標高約1401m。距離約1.17Km。   (18) 10時48分頃目の前に大きな岩が突然現れます。 右横を登って行きます。標高約1428m。距離約1.22Km。
     
(19) 11時06分頃、スズタケの中を進みます。登山道は切り払ってあります。助かります。    (20) 11時36分頃、ハシゴを登って行きます。
     
(21) そしてロープで岩場をよじ登ります。   (22) 11時45分頃展望岩から根子岳が望めます。標高約1655m。距離約2.01Km。
     
(23) この付近からアケボノツツジのお出迎えです。時期的にあきらめていましたが大感激です。    (24) そのAです。クリックで拡大
     
(25) そしてシャクナゲも咲き誇っています。クリックで拡大   (26) そのAです。
     
(27) 12時07分頃、露岩に上がると左前方に祖母山の頂上が見えます。先発隊が3名登って行くのが見えます(印)。クリックで拡大。標高約1655m。郷里約2.24Km。   (28) 障子岳へと続く稜線です。
     
(29) 12時19分頃、風穴コース最後の案内標識があります。下標識の中央下部にある数字は「1」となっています。   (30) 12時20分山頂着です。 
     
(31) 山頂標識と宮崎県側の祖母嶽社(そぼだけしゃ)と大分県側の健男霜凝日子社(たけおしもこりひこしゃ)の上宮石祠です。   (32) 一等三角点です。1756.4mです。歩行距離約2.5Kmです。絶景を楽しみながら昼食を取りました。
     
(33)  その@です。    (34) そのAです。
     
(35) そのBです。クリックで拡大    (36) そのCです。クリックで拡大
   
(37) 眺望を楽しんだ後12時50分、国観峠方向へ下ります。   (38) 途中9合目小屋(無人)に立ち寄りました。13時10分頃。
     
(39) 9合目小屋付近の分岐点には案内標識があり安心です。その@です。   (40) そのAです。
     
(41) 登山道もはっきりしています。   (42) 「9合目」案内標柱です。標柱には「祖母山頂迄0.49k」「8合目迄0.53k」「北谷登山口迄4.77K」と記せられていて、各合目毎(530m毎)に設置されています、非常に助かります。13時20分頃。
     
(43) 13時43分頃、緩急の下りを繰り返し国観峠に到着です。標高約1495m。距離約3.99Km。振り返り祖母山を眺めたところです。画面左にお地蔵さんが見守ってくれています。 クリックで拡大   (44) 国観峠のお地蔵さんです。
     
(45) 峠から竹田市の神原コースと宮崎県の北谷登山口、千間平コースに分かれます。案内標識の「五カ所」方向に進みます。   (46) 登山道(九州自然歩道)を緩やかにスズタケの中を下って行きます。
     
(47) 14時14分頃、三県境です。標高約1480m。距離約5Km。   (48) 宮崎県から下ってきました。 
     
(49) 大分県側の越敷岳コースです。    (50) 熊本県側に下ります(千間平ルート) 
     
(51) 緩やかなアップダウンを繰り返し14時32分ころ、千間平です。標高約1449m。距離約5.56Kmです。   (52) 地形図1447m付近から、稜線をドンドン下って行きます。4合目付近で左に曲がり、ジグザグに斜面を下って行きます。 
     
(53) 15時14分頃、1合目標柱着です。「2合目迄0.53K」「祖母山頂迄4.77K」「北谷登山口迄0.53K」とあります。あと少しです。標高約1185m。距離約7.0Km。   (54)  15時25分、北谷登山口着です。振り返って撮りました。山頂からの歩行距離約5Km。
 登山口から風穴コースで登り約3時間(休憩含む)。
 下り千間平コースで約2時間30分(休憩含む)。
 昼休憩約30分。
 周回コースで約6時間。積算歩行距離約735Km、の山歩きとなりました。
 今回は大分岳童会の山行です。総勢18名(平均年齢70歳)で登山口までの往復は貸し切りバスをお願いしました。
 祖母山には何度か登っていますが、いずれも神原コース、尾平コースで、今回の北谷登山口からのコースは初めてです。風穴コースは距離は比較的短いですが、ローブ場(岩場)も多くあり緊張する場所も多々ありましたが、慎重に登れば大丈夫でした。
 露岩、山頂からの展望は素晴らしく、休憩時間が短く感じられました。
 国観峠のお地蔵さんは、今回も温かく見守ってくれていました。
 三県境では、宮崎、大分、熊本と行ったり来たりしました。
 仲間との対話を 楽しみながらの山歩きとなりました。
 大分百山登山は平成11年5月1日。ホームページ開設後は平成23年6月29日に登っています。