平成20年6月14日(土) 曇

鹿熊岳(かぐまだけ) 664.5m  旧耶馬渓町  

北緯33度25分49秒  東経131度7分55秒

 R10北大道路(中津バイパス)又は、、大分自動車道日田インターからR212に入り、耶馬溪に向かいます。耶馬溪中学の交差点からK28に入ります。すぐに耶馬溪ダムを渡り耶馬渓湖の右岸を走ります。ダムを渡らずに真っ直ぐK28を直進しても行けます。

(1)耶馬溪中学から約3.7Kmで「合敷」「鹿倉」方面への林道があります。これに入ります。K28を直進した時は、大平橋を渡り、100mほど戻るとこの地点に来ます。

(2) 林道手目に標識があります。(前写真の白丸の部分)

(3) ジグザク道を登り、鹿倉集落を過ぎると間もなくY字路に着きます。ここに駐車します。矢印の細い林道を登ります。耶馬溪中学の交差点から約7.3Kmです。

(4) 林道鹿倉峠線の起点で古びた標識があります。

(5) 最初は未舗装ですが、立派な林道です。

(6) 10分少々で三叉路に着きます。これを右折します。

(7) 三叉路には『東九州幹線217号』の標柱があります。

(8) 土砂崩れの跡はきれいに修復されたいます。

(9) 道路も完全に修復され、ガードレールもあります。

(10) 歩き始めてから約20分、ここまでは無理すれば普通車でも入れと思います。この後の道はかなり荒れています。

(11) 約40分で林道終点です。RV車ならここまで可能でしょう。しかし折角の山歩きです。小鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと歩くことをお薦めします。正面が鹿熊岳です。ここからの眺めは素晴らしく木ノ子岳がよく見えますが,今日は残念ながらかすんでいます。

(12) オレンジの標識が案内してくれます。

(13) 左側の雑木林の右を登っていきます。

(14) しばらくは丸太の階段が続きます。登りはあえぎあえぎですが、下りには、鹿嵐山、由布、鶴見等山々が遠望できます。(今日は残念ながかすんでいました)

(16) 普通の登山道に変わると,山頂はすぐです。

(17) 林道終点から約15分で山頂に着きます。山頂は平坦で広く、常緑広葉樹と落葉広葉樹が生育しています。

(18) 樹木の下に石祠が鎮座しており、祠の前には一対の石灯篭があります。その昔、鹿熊岳は信仰の山であったのでしょう。

(19) 祠の更に奥の平地に三角点、安武さんの山名柱等が迎えてくれます。

(20) 三角点は雑草に覆われています。

(21) さっぱりしました。

(21) 三等三角点です。(標高664.5m)山頂は樹木の生育でここからの遠望はあまり期待できません。

(22) 三角点の近くに「第一回中津下毛郡合併記念登山大会 平成十七年七月十七日」の標柱があり、30名以上の名前が書かれています。

 わたしの師匠、三塚先生の著「大分県の低い山々」の『鹿熊岳』の案内地図(P185)に誤りがあります。原稿の地図作成の時 1/25000 地形図と登山記録が一致しなかったようです。そこでH18.12月に再調査し、その結果文章を訂正したが、地図を訂正しなかったようです。「左の写真のように訂正してお詫びしてほしい」との連絡がありました。
 略図を頼りに行かれた方には大変ご迷惑をおかけしました。
 先生は納得行くまで、何回も調査を重ねて書かれていますが、それでも誤りがありました。もしこれ以外にもミスがありましたら、申し訳ありませんがメールでお知れせください。先生の代わりにわたしが再調査しお詫びします。(先生は現在東京にお住まいで、大分の山歩きはちょっと無理です)

 6月13日〜14日は梅雨の一休み。土曜日の晴れ間にはやることはたくさんありましたが、やはり最優先は山歩き、と言うことで以前先生から依頼のあった、鹿熊岳に登りました。実は3月15日に一度行きましたが、(2)の「合敷」「鹿倉」へ行く林道が工事中のため断念しました。その時「6月には工事は終わる」聞きましたので早速行きました。耶馬溪中学からの道も、登山路も明瞭で、天気が好ければ眺めも抜群の山歩きになると思います。