高平山(こうひらやま)830m  猫が岩山(ねこがいわやま)722m 別府市                              H23.10.12(水)晴

高平山、北緯33度19分43.3秒 東経131度26分20.1秒  猫が岩山、北緯33度20分12.5秒 東経131度26分08.2秒 


 大分自動車道の別府ICを降り、右折しK11を北に向かいます。「坊主地獄先」のT字路交差点を北西に曲がり「安心院」「アフリカンサファリー」方面に入りR500を登って行きます。ここを起点にします。 約4.7kmで自衛隊十文字原演習場入口です。これから登る高平山が良く見えます。約10.6KmでT字路を左折しK616に入り「塚原高原」「湯布院」方面に向かいます。約12.8Kmで登山口です。路肩に駐車しました。

(1) 坊主地獄先の交差点から約12.8Kmに大きな看板が立っています。北緯 33度19分28.1秒。東経 131度25分03.4秒地点です。標高約644mです。 (2) この看板手前の林道を入っていきます。クサリが張ってあり、一般車は進入禁止です。林道の名は「木床林道」となっています。ゆるやかな登り坂です。
(3) 約27分で、植林帯を抜け、広場に出ます。林道は大きく右にカーブしていますが、高平山とは反対方向です。やや左に曲がり、草原の中の小道を東に向かいます。約1.78Km。標高約717mです。 (4) 道ははっきりとしています。
(5) 約30分で再び檜の植林滞に入ります。やっと山道らしくなります。 (6) 約34分で狸峠です。十文字高原の方向に左折します。右方向は、塚原高原、伽藍岳、内山方面です。反対側は明礬温泉から登って来た道です。約2.11Km。標高約756mです。
(7) 狸峠からは防火帯を上って行きます。 (8) 約39分で尾根に上がり左折します。高平山方面が良く見えます。約2.32Km。標高約795mです。自衛隊十文字原演習場からの、射撃音が聞こえます。不気味です。
(9) アップダウンが続きます。約795mから771mまで下り、816mまで約45m登ります。 (10) 笹群の向こうにオレンジ山名標識が見えます(印)。山頂です。山頂は広く平で、標識が無ければ通り過ごすところでした。
(11) 高平山山頂です。オレンジ山名標識には830mとあります。歩行距離約3.14kmです。標石はありません。我が師匠の三塚正志著「高齢者向け 大分県の低い山々」の最後に登頂した山です。(碁盤岳は鉱山道路侵入禁止のため断念しています) (12) さえぎる物は何もなく、眺望は抜群ですが、今日はあいにく霧が濃くて、遠望は利きません。その@です。
(13) そのAです。かすかに高速道路の橋げた、十文字原のアンテナが見えます。クリックで拡大 (14) そのBです。別府市街地方面です。
(15) そのCです。伽藍岳、内山方面です。由布、鶴見はかすんでいます。 (16) 地形図では北へ1Kmほど行くと猫が岩山があります。しかし特定地区界で、ご覧のように「危険(キケン)この奥弾着区域立入禁止別府駐屯地業務隊長」(印)とあります。防火帯の左端を下って行きます。
(17) 正面が猫が岩山です。 (18) 高平山から約23分で猫が岩山です。歩行、駐車場より約4.44Km。標高722mです。地形図では間違いなく特定地区界内です。勿論山名標識もありません。昼休みのせいか、射撃音は聞こえませんが、山頂を確認して、足早に引き上げました。
 平成19年夏、三塚先生が「高齢者向け 大分県の低い山々」を出版されました。その後全ての山をホームページで紹介しようと、再度歩き初めました。
 平成16年5月22日に「大分百山」の全登頂を終え、その後の低山歩き200座目に「高齢者向け・・・」最後の登頂として、高平山に登りました。
 実は、平成19年4月14日(土)に先生の資料通りに、十文字原から登りました。ところが自衛官から「射撃演習中なので、危ないか近寄らないでほしい」と注意を受けました。勿論特定地区界外を歩いていました。
 一時は断念していましたが、地形図でコースを捜していると、R500から林道に入り、尾根伝いに行けそうです。
 「楽しい大分の山々」さんもこのコースを登っておれれます。ホームページを参考しさせていただき、登頂が出来ました。先生とのコースは違いますが、全山登頂とします。(碁盤岳は登山禁止のため断念)
 これからも年相応の山歩きを、楽しく続けていきたいと考えています。
(19) 十文字原からの高平山付近です。クリックで拡大