平成22年9月29日 (水曜日) 晴後曇

津波戸山 (つわどさん) 529.4m  山香町

北緯33度30分50秒  東経131度26分52秒

大分市よりR10で宇佐市方向に向かいます。JR西屋敷駅手前の向野小学校入口の信号を右折します。大分市より約50Kmです。

(1) 「津波戸山登山道入口」の大きな案内板があります。

(2) 約600mで登山者用駐車場あります。最奥にトイレもあります。

(3) 駐車場には「津波戸山登山道及び津波戸弘法大師八十八ケ所霊場巡拝道 案内図」があります。巡拝経路についても詳しく記されています。記録しておくと迷わず巡拝できます。

(4) 駐車場を出てから、舗装された細い里道を登って行きます。

(5) 目指す津波戸山が姿を現します。見るからに嶮しそうです。

(6) 約13分、里道終了です。その後も林道は続きます。

(7) 改めて登山口案内標識です。

(8) 約16分で津波戸山へは直進しますが、左折すると海蔵寺跡地です。約1.2Km付近です。

(9) 案内板には、津波戸山 @津波戸山水月寺跡地 A水月寺奥の院と碩石水 B銅経筒 C津波戸山海蔵寺跡地 D津波戸弘法大師八八ケ所 について説明されています。

(10) 左折し、苔の生えた階段を登って行きます。

(11) 跡地はかなり広いです。一角に津波戸山弘法大師八十八ケ所 第壱番札所があります。ここから随所に八十八番まであります。ここで安全登山を誓願します。

(12) 階段を下り、谷を直進すると3番への案内板がありここから登りです。

(13) 約35分で最初のクサリ場です。慎重に登って行きます。

(14) 登りきると雑木林の登山道です。

(15) 御許山、雲ヶ岳方面が良く見えます。

(16) クサリでよじ登り、岩尾根を行きます。

(17) 岩尾根を行きます。無風で助かりました。

(18) 無名橋を渡り、離れ岩に行きます。橋の下は絶壁です。さすが少し震えました。

(19) 離れ岩は10番です。絶景です。約43分で着きます。約1.72Km地点です。

(20) 引き返して、クサリを頼りに登ります。

(22) 良く見えませんが、頂上付近までクサリが張られています。

(23) 約59分で今度は下りです。「針の耳」と呼ばれる岩の隙間をくぐります。下から見上げたところです。

(24) クサリにつかまってドンドン下ります。

(25) 多くの奇岩怪石が現れますが、その一つです。

(26) ここから登りです。「奥の院まで100m」とあります。

(27) 約105分で奥の院です。右側の標柱に「津波戸山水月寺奥の院」左の標柱に「津波戸山(九州百名山)登山者休憩所」とあります。又、院の左奥に、岩間から水がにじみ出ていますが「仁聞の碩石水」と呼ばれ、この清水で習字をすると文字が上達する、と言われています・・・もっと早く知りたかった!?

(28) 院内は真っ暗ですが、撮ると仏様が安置されています。

(29) 更に登って行くと雑木はササに変わり、すぐに尾根道に出ます。ここを左折します。

(30) 約111分で東展望台です。しばし絶景を楽します。

(31) その1です。

(32) その2です。

(33) 楽しんだ後更に尾根道を進みます。

(34) 約114分で頂上です。頂上は平で広く、安武さんの山名標識が出迎えてくれます。約3.44km地点です。

(35) 三等三角点です。529.4mです。

(36) 山頂から更に進むと、約116分で西展望台です。この先は絶壁です。

(37) 宇佐平野、周防灘が望めます。

(38) 帰路は三角点から約15分引き返し、メインルートへ左折し渓谷を下ります。

(39) 三角点から約27分で夫婦岩です。

(40) 夫婦岩をくぐり、30mほど行くと弘法大師修業立像があります。石像高さ2m 大正7年安置とあります。

(41) 夫婦岩まで戻り、すぐ下に夫婦杉があります。

(42) 夫婦杉のすぐ左に66番から88番への案内標柱があります。ここもクサリが張られています。

(43) 登りきると東岩尾根です。三角点から約42分です。

(44) 最後の絶景を楽しみます。その1です。

(45) その2です。

(46) 約48分のところから、案内標識に従い下ります。88番はその奥印です。

(47) 88番です。無事巡拝が終えたことを感謝しました。

 好天気(曇空・無風)に恵まれてミニ霊場を巡拝することが出来ました。快晴で風があれば大変だったと思います。津波戸山の奇岩怪石は見事なもので絶景を楽しむのに時間を要し、歩行時間は3時間15分ほどですが、実際には5時間30分ほどかかっています。歩行距離は5.8Kmほどです。
 のんびりと楽しい山歩きが出来ました。しかし肝を冷やした箇所がなん箇所かありました。十分用心してお楽しみ下さい。降雨時は勿論雨上がり、強風の時はお薦めできません。
 弘法大師のご加護を得ながらの山歩きでした。

(48) 約53分で最後のクサリ場です。急斜面を一気に下ります。往路のT字路に合わさります。(往路はこのクサリを登らずに直進します)その後は往路を下り、約80分で駐車場です。