平成22年9月9日 (木) 晴

元越山(もとこえさん) 581.5m 佐伯市

北緯 32度54分16秒  東経 131度57分48秒

 高速佐伯IC(ここを起点とします)を降りて、R217を走り約6Kmで佐伯大橋です。佐伯大橋を渡り、R388からK501と走り、浦代トンネル(約9.1Km)を抜けると、米水津です。突き当たり(約15.4Km)に「元越山」の案内板があります。案内板に従い右折します。しばらく海岸線沿いを走ります。約19.4Kmで色利浦の集落です。「元越山」の案内板に従い右折します。集落内を走りますが、角々には案内標識があります。佐伯ICから約20.2Kmで「元越山駐車場」着です。

(1) 広くて、りっぱな駐車場です。以前はみかん畑だったようです。(ここを起点とします)

(2) 全長7.6Kmの縦走案内板です。

(3) 駐車場から少し戻り、山名案内板に従い、左折し橋を渡ります。

(4) しばらくは、舗装道路を歩きます。

(5) 約3分で元越山の案内と登山道の説明板があります。それによると「色利から元越山を通って佐伯城下に通ずる道は、代官所へ行くための山越えの道として、古くから開通していたが、近年は荒れ放題だった。平成19年2月から3月に「色利登山を作る会」17名が修復再現した」とあります。

(6) 色利登山を作る会の皆さんに感謝しながらいよいよ登山開始です。

(7) 取り付けられているロープは風雪でかなり脱色していますが、元々は黒色だったようです。

(8) 登山道入口に取り付けられています。

(9) 丸太の階段を登って行きます。良く整備されています。 (10) 自然林の中を登って行きます。
(11) 登山道沿いの木々には名前標識が付けられています。 (12) 約12分登った所で、二手に分かれます。
(13) 急登を選ぶと、ロープが張られ丸太階段が続きますが、距離は短いです。

(14) 歩き始めて約15分で、第一展望台です。

(15) 色利浦方面が良く見えます。

(16) 直ぐ上に「おたねの泣石」があります。案内標識によりますと、、大庄屋の女中おたねが好きになったのは他国者、当時村の娘と他国者が結ばれることは大禁制だった。村を追われて元越山を越える男を一人見送ったおたねの涙が崩れかけていた石にしみ込み、その石が次第にやせ細った。とあります。

(17) 良く整備された尾根道を登って行きます。

(18) 約28分で、第二展望台です。

(19) 米水津湾と大内浦です。

(20) 約39分で第三展望台です。

(21) 数メートル登った地点が五合目です。

(22) 木々の間から米水津湾が望めます。

(23) 約48分で第四展望台です。

(24) 高度を増すと米水津湾の趣も異なります。

(25) 約52分で木もれ日の小径と名づけられた道を通ります。静かです。

(26) 約68分で林道を横切ります。

(27) 再び山道を登ります。

28) 約70分で第五展望台です。

(29) 直ぐ上に狼煙台跡があります。案内標識には、戦国時代鹿児島の島津氏が攻め上がってくるのを迎え撃つ戦いの、連絡手段として使われたらしい。とあります

(30) 狼煙台跡は二箇所あります。

(31) 登山道はほとんど自然林ですが、ホンの一部杉・桧林もあります。

(32) 約77分で、急登とゆるやかに分かれています。

(33) 「山頂まで100m」です。がんばりましょう。

(34) 歩き始めて約84分で山頂着です。先ず、展望案内図が描かれた石塔と天測点(コンクリート製、八角形、高さ1.4m、幅60cm)が出迎えてくれます。

(36) はるか四国が望めます。

(37) 豊後水道域です。

(38) 祖母・傾方面です。

(39) 佐伯市街地です。

(40) 熊野神社の石祠です。

(42) 山名標識、三角点石柱、標柱です。

(43) 判読不明の標柱もあります。

(44)  一等三角点です。581.5mです。

 9月に入り、少しは暑さも和らいだとおもい、地球が丸く見える?元越山に行きました。
 百山登山では木立から入りましたが、今回は色利浦から入りました。「色利登山道を作る会」の皆さんのご努力で、素晴らしい登山道が出来上がっています。五箇所の展望台からの眺めも疲れを癒してくれます。山頂からの展望の見事さは、言うまでもありません。
 しかし、山頂で30度近くあり、直射日光を浴び、いささかバテ気味の山歩きとなってしまいました。