傾山(かたむきやま) 1602.2m 緒方町           平成25年7月11日(木曜日) 曇

北緯 32度50分20秒  東経 131度28分33秒

 大分市からR10で犬飼方向に向かいます。犬飼からR326で宇目方面に向かいます。宇目のととろ入口交差点で右折しK6に入ります。ここまで大分市から約57Kmです。K6をひたすら日之影方面に走ります。道幅も狭く、カーブの多い県道です。ととろ入口から約17Kmで杉ヶ越トンネルです。トンネルを抜けると宮崎県です。ここが登山口です。

     

(1) 地形図 車走行(緑線)登山ルート(赤線)
登山ルート(赤線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。クリックで拡大

 

(2) 杉ヶ越トンネルの宮崎県側です。左側に少し広い所があります。そこに駐車しました。標高約890mです。

 
     
 

(3) 登山ルートの案内標識です。その後に登山届ボックスも見えます。7時35分出発です。

   

(4) やや下り気味に県道と並行して登山道があります。

     

(5) 7時51分頃右の尾根に上がります。標高約900m。歩行距離約237m。

   

(6) 尾根上は自然林が茂っていて、暗く感じます。

     

(7) 8時40分頃ダンダンと険しい登山道となってきます。標高約1043m。距離約1.18Km。

 
   

(8) 9時4分頃、もくもくと登って行きます。

     

(9) 9時10分頃最初のハシゴです。しかも下り。今までの高度を一気に下げます。標高約1088m。距離約1.45Km。上り、下りのハシゴは合わせて10個以上ありました。

   

(10) 下った後は上ります。杉ヶ越コースはこの繰り返しです。

     

(11) 9時15分頃、今度は上りのハシゴです。手前はゴツゴツした大岩で危険です。標高約1106m。距離約1.47Km。

 
 

(12) 9時38分頃、目の前に大岩です。右に巻こうか。左に巻こうか。左に巻きました。

     

(13) 9時55分頃、猿のこしかけ。全員子供のころの思い出話で大はしゃぎ。標高約1130m。距離約1.8Km。

 
 

(14) 10時26分頃、この先危ないです・・・・。と標識にありますが、今までも危ない所はたくさんありました。標高約1195m。距離約2.21.Km。

     

(15) なるほど危ない所です。やせ尾根を木につかまりながら登って行きます。

 
 

(16) 10時47分頃正面の岸壁の脇をロープを頼りに渡ります。小路幅は靴幅程度です。

 
     

(17) 11時15分頃、まだまだ危ないところは続きます。正面にハシゴが見えます。標高約1257m。距離約2.83Km。

 

(18) 12時12分頃、枯木が閉ざしています。間を縫って這うように進みます。標高約1194m。距離約2.43Km。

     

(19) 12時24分頃、傾山小屋(九折越コース)との合流点です。標高約1547m。距離約3.78Km。ヤットここまで登ってきました。あと一息です。

 

(20) 12時36分頃、最後の岩場?標高約1588m。距離約3.96Km。

     

(21) 12時42分頃、冷水コースとの合流点です。標高約1582m。距離約4.12Km。

 

(22) 12時46分頃、三ツ坊主(坊主尾根コース)との合流点です。山頂へ10m、とあります。しかし長い10mに感じました。

     

(23) 登山コース概念図です。クリックで拡大

 
 

(24) 12時48分、傾山山頂です。所要時間はなんと5時間13分(休憩含む)。資料の標準時間は3時間55分(休憩含まず)蒸し暑い登山道では休み休み。険しいアップダウンは緊張の連続。老人軍団は時間がかかります。歩行距離約4.23Kmです。
 帰りはいっそう慎重に下り、休憩を十分取りましたので、登りとほとんど変わらない時間でした。積算歩行距離約9.4Kmでした。

     

(25) 二等三角点です。1602.2mです。(平成16年11月11日記者発表資料によると+3mの1605mに改定されています)

 

(26) 山頂にある大岩。

     

 今回の登山は近くの山好き仲間8人での山行です。全員70歳以上ですが。長年山歩きを楽しんでいる連中です。それでも我々の年代では、標準時間通りには登れません。特に暑い時期は十分時間に余裕を持った計画が大切であることが改めて痛感しました。
 梅雨も早く明け、暑いのは覚悟していましたが、展望を期待していました。しかし登り始めからズットガスがかかり、登山道は勿論、頂上でもほとんど見えない状態でした。
 

(27) 山頂隅に石祠が祀られています。