平成21年10月24日(土) 晴
平成21年10月28日(水) 晴

北緯33度09分10秒  東経4131度22分34秒

熊群山(くまむれやま) 庄内町

 10月24日は熊群神社まで、28日は熊群山頂上までの山歩きを紹介します。(24日は6人、28日は単独です)
 大分から。R210を日田、湯布院方向に進みます。庄内町に入り「由布市庄内庁舎前」交差点を左折しK621に入ります。約4.9Kmで登山口に到着します。

(1) 鹿倉集落から目指す熊群山が見えます。 (2) 先の信号から約4.9Kmで「熊群神社参道入口」の案内標識が左手に見えます。ここが登山口です。右手の舗装道路に進みます。駐車は標識の手前50mほどの所の路肩にしました。
(3) 舗装された林道を元気に出発です。 (5) 5分ほどで一の鳥居です。
(6) のどかな風景です。 (7) 里山は紅葉がきれいです。
(8) 林道の両脇はには、荒れた休耕田が広がっています。 (9) 15分足らずで神楽殿です。
(10) 神楽殿を右手に見ながら案内標識に従い登って行きます。 (11) 神楽殿からすぐに、舗装道路から土の道路に変わりますが、落ち葉じゅうたん道には変わりありません。
(12) 鬼くずしの大岩です。 (13) 神楽殿から20分ほどで、正面両脇に灯篭が現れます。ここで左に登る小径がありますが、小径に入らず直進します。(下り坂です)
(14) まもなく北宮です。岩屋の中に役行者の石像などが祀られています。 (15) そして水場です。これより上には水がありません。
(16) 神楽殿から25分ほどで、護摩殿です。奥に社務所もあります。 (17) 山茶花がきれいに咲いていました。
(18) 護摩殿の手前を直角に左にまがると、鬼が一夜にして築いたと伝えられる石段です。ロープをしっかりとにぎり、一歩一歩登って行きます。 (19) 石段を登りきると、視界がパット開けて「上宮」です。絶壁を背に東向きに建てられています。眺めはあまりよくありません。神楽殿から10分足らずです。
24日は初心者も含まれていることから、ここまでとしました。神社まででも、充分登山気分を味合うことは出来ると思います。しかし、山頂はまだ上です。28日に山頂を目指して登りました。
(20) 上宮の右手に案内標識があります。いつもながら太平はつらつ山歩会さんには感謝しています。 (21) 案内標識に従い右に回りこむように進むと、絶壁に突き当たります。絶壁には太くて丈夫そうな鎖が垂らしてあります。
(22) 鉄製の鎖は長さ約65mmです。 (23) 幅は約43mm、太さは約14mmφです。ほぼ垂直の岩場を鎖をしっかりにぎりながら、3点確保でゆっくりと登って行きます。(よじ登ります)
(24) 絶壁以外の岩場には、工場の手摺等に使われる鎖が張られています。長さは約47mmです。 (25) 幅は約21mm、太さは約7mmφです。上の太い鎖と比べてみてください。
(26) 垂直岩場を過ぎても、急な登りは続きます。次々と鎖があります。 (27) ちょっと緩やかな登りにはロープが張られています。照葉樹の中の急坂を登ります。
(28) 上宮から30分ほどで、支尾根の端に出ます。石祠があります。由布岳が良く見える。とのことでしたが、この日は快晴にもかかわらず黄砂(?)のため何も見えません。 (29) 近くの紅葉は素晴らしく、しばし休憩しました。その@
(30) そのAです。 (30) ここからはほぼ平地でこの時期、落ち葉じゅうたんが敷き詰められていて、踏み跡が分からないところだあります。はつらつさんの案内標識が無ければ、苦労しました。
(31) 上宮から約1時間で山頂です。安武さんの山頂標柱ほか、多くの出迎えです。 (32) 勿論太平はつらつ山歩会さんにも出迎えていただきました。
 10月24日は、わたしが入っているボランテイアグループの有志による登山会でした。メンバーは男子3名、女子3名です。前述しましたが、初心者もいましたので、リーダーは熊群神社(上宮)までの登山を計画されました。
 熊群山は大分百山にも入っています。又分県登山ガイドにも紹介させています。わたしも平成13年9月12日に百山登山で登っていますので、二回目となります。岩場はきつかった記憶がありますが、8年前とは体力の衰えを感じました。
 決して無理をしないで下さい。分県登山の著者藤田晴一氏は熊群山の紹介の中で、「上宮先の鎖のついた絶壁は登攀にかかる前に少しでも不安を感じたら無理をしないで断念すること」と記されています。ぜひ守りましょう。
(33) 4等三角点です。804.9mです。